就任以来、体脂肪率にこだわっているハリルホジッチ監督。監督が設定した12パーセントより数値が高い選手はあのこわい顔で怒られてかわいそうです。
素人考えかも知れませんが、選手によって体質が違いますし試合で走れていればいいんじゃないかと私は思ってしまいます。
選手一人ひとりの体脂肪率は調べられませんので、代わりに身長・体重・BMI、それに誕生日や年齢についても調べてみました。
もしよかったら続きをご覧くださいね。
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出典:http://www.nikkansports.com
日本代表の身長・体重・BMI
※左から背番号、名前、身長、体重、BMI値の順に記載しています。
GK
12 西川周作 183 81 24.2
1 東口順昭 184 78 23.0
23 六反勇治 188 81 22.9
DF
19 酒井宏樹 185 70 20.5
21 酒井高徳 176 74 23.9
5 長友佑都 170 68 23.5
22 吉田麻也 189 78 21.8
15 丹羽大輝 181 72 22.0
20 丸山祐市 183 74 22.1
6 森重真人 183 76 22.7
2 米倉恒貴 176 68 22.0
MF
17 長谷部誠 180 72 22.2
16 山口蛍 173 72 24.1
7 柴崎岳 175 64 20.9
10 香川真司 174 68 22.5
3 遠藤航 178 75 23.7
8 原口元気 177 63 20.1
FW
4 本田圭佑 182 74 22.3
11 宇佐美貴史178 69 21.8
14 武藤嘉紀 178 72 22.7
9 岡崎慎司 174 76 25.1
13 興梠慎三 175 72 23.5
26 永井謙佑 177 74 23.6
日本代表メンバー23人の平均身長・平均体重・平均BMI
平均身長 179.1センチ
平均体重 72.7キロ
平均BMI 22.7
ネットで調べたところ、日本人の20歳から34歳までの平均身長は171.8cm、平均体重は66.8kgでした。当然と言えば当然ですが、プロスポーツ選手の日本代表はどちらも上回っていますね。
日本代表の最高身長は188cmのGK六反選手、最低身長は170cmのDF長友選手。
最も体重が重いのは81kgのGK西川選手と六反選手、最軽量は63kgのMF原口選手。
BMIの最高値は25.1のFW岡崎選手、最低値は20.1のMF原口選手でした。
また、肥満度を表すBMIの平均値は22.7で下表にあてはめれば「標準的な体型」に分類されるんですね。
ハリルホジッチ監督が体脂肪率が高めの選手にはすごい剣幕でカミナリを落としているので、もっと低い数値がでるのかと予想していました。
BMIと体脂肪率が相関関係にあるとは言え、BMIと体脂肪率は別物ってことが改めて分かりました。って遅いですよね(笑)
早見表に上げた数値のうち、主なものの意味は次の通りです。
(1) BMI 18.5 これより、低いとやせ過ぎで、免疫力の低下などが懸念されます。一流のマラソン選手などでは、栄養管理の専門家がサポートしているので特例です。
(2) BMI 22.0 標準的な体型で、統計的には、病気にかかる率が最も低いとされていますが、後述する「体脂肪率」も考えましょう。
(3) BMI 25.0 やや太目の体型で、これを超えると「肥満」と判定され、いわゆる「メタボ」が心配です。ただし、筋肉の発達したスポーツ選手なら問題ありません。
(4) BMI 30.0 日本では25ですが、アメリカなどでは30を超えたら肥満とされています。筋肉が十分に発達したスポーツ選手であっても、上限はこの程度でしょう。
更に下の表を参考にすると、元サッカー日本代表の中田英寿さんのBMIは23.5で標準的な体型の範囲とは言え、現在の日本代表の平均値より高めなんですね。
下表の1のカテゴリーの選手たちやスピードとパワーを重視する競技の選手にとっては22〜24くらいの値が最適なようです。
そう考えると、日本代表のほとんどの選手がBMI値22〜24の範囲ですので、あまり問題はないような気がします。
岡崎選手は唯一人、BMI値が25を上回っています。下表の3のカテゴリー、パワー重視の競技選手と同じ水準ですが、試合での走行距離の長さや献身性を考えると岡崎選手の体質に合った BMI値なのでしょうね。おそらく、骨太で筋肉量が多いためBMIが高めに出るのではないかと思います。
表2.いろいろなスポーツ選手のBMI
1 朝原宣治 陸上100m 179 75 23.4 1 北島康介 水泳 178 73 23.0 1 中田英寿 サッカー 175 72 23.5 1 朝日健太郎 バレーボール 199 88 22.2 1 川崎宗則 野球 179 74 23.1 1 イチロー 野球 180 77 23.8 1 ダルビッシュ有 野球 196 85 22.1 2 高岡寿成 マラソン 186 64 18.5 2 野口みずき マラソン 150 40 17.8 2 高橋尚子 マラソン 163 46 17.3 2 土佐礼子 マラソン 167 46 16.5 2 浅田真央 フィギュアスケート 164 46 17.1 3 堰川康信 重量挙げ 155 60 25.0 3 清水宏保 スピードスケート 162 69 26.3 3 室伏広治 ハンマー投 187 99 28.3 3 井上康生 柔道 183 103 30.8 3 松井秀喜 野球 188 100 28.3 (cm) (kg)
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誕生日と年齢一覧
2015.9.6現在
GK
12 西川周作 1986年6月18日 29歳
1 東口順昭 1986年5月12日 29歳
23 六反勇治 1987年4月10日 28歳
DF
19 酒井宏樹 1990年4月10日 25歳
21 酒井高徳 1991年3月14日 24歳
5 長友佑都 1986年9月12日 28歳
22 吉田麻也 1988年8月24日 27歳
15 丹羽大輝 1986年1月16日 29歳
20 丸山祐市 1989年6月16日 26歳
6 森重真人 1987年5月21日 28歳
2 米倉恒貴 1988年5月17日 27歳
MF
17 長谷部誠 1984年1月18日 31歳
16 山口蛍 1990年10月6日 24歳
7 柴崎岳 1992年5月28日 23歳
10 香川真司 1989年3月17日 26歳
3 遠藤航 1993年2月9日 22歳
8 原口元気 1991年5月9日 24歳
FW
4 本田圭佑 1986年6月13日 29歳
11 宇佐美貴史1992年5月6日 23歳
14 武藤嘉紀 1992年7月15日 23歳
9 岡崎慎司 1986年4月16日 29歳
13 興梠慎三 1986年7月31日 29歳
26 永井謙佑 1989年3月5日 26歳
サッカー日本代表の平均年齢は26.5歳 。このまま行くと2018年ロシアW杯の時には29.5歳でなかなかの高齢になってしまいますね。
ロシアW杯時の長谷部選手は34歳、本田選手、岡崎選手は33歳、長友選手は32歳です。年齢を重ねた分、経験も積んでいる訳ですから平均年齢が上がることが必ずしも良くないことではありません。
現在の主力メンバーを脅やかす若手選手が出てこなければ今のメンバーがそのままワールドカップに出場するのが当たり前です。
プラチナ世代を代表とする若手が台頭してくるのか、ベテラン勢が主力の座を守り続けるのか今後の日本代表も楽しみです。
まとめ
日本代表の平均身長は179.1cm、平均体重は72.7kg、平均BMIは22.7。
日本代表の最高身長は188cmのGK六反選手、最低身長は170cmのDF長友選手。
最も体重が重いのは81kgのGK西川選手と六反選手、最軽量は63kgのMF原口選手。
BMIの最高値はFW岡崎選手の25.1、最低値はMF原口選手20.1。
平均年齢は26.5歳。最年長は31歳の長谷部選手、最年少は22歳の遠藤選手。
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