FIFA女子ワールドカップ2015、いよいよ決勝トーナメントが始まります!
なでしこジャパンの戦いも佳境へと入って行きますね。
1次リーグ最終戦はエクアドル女子代表の粘り強い守備の前に、思うような攻撃を展開できず1−0の物足りないスコアとなりました。しかし、その1点を挙げたのはここまで大会無得点だったFWの大儀見優季選手。これが良いきっかけとなり決勝トーナメントでは彼女本来の得点力(2012-13ブンデスリーガ得点王)を発揮してくれると期待しています。
決勝トーナメント、1回戦の相手はオランダ女子代表。
W杯出場4回のニュージーランドを破り、グループA随一の実力カナダと引き分け、W杯初出場ながらグループA3位で決勝トーナメント進出を手に入れたチームです。
オランダ戦の試合日程やテレビ放送の日本時間などをチェックしてなでしこジャパンを応援しましょう!
11月29日(日)のオランダ戦についてはこちらをどうぞ ↓ ↓ ↓
オランダ女子代表とは?
サッカーオランダ女子代表(―じょしだいひょう)は、オランダサッカー協会(KNVB)による女子サッカーのナショナルチーム。愛称のオラニエ(Oranje)は男子代表とおなじである。
1971年4月17日に行われたフランス戦は国際サッカー連盟(FIFA)が初めて公認した女子代表の国際試合とされ、FIFA女子ランキングではこの試合以降を集計の対象としている。
女子ワールドカップは2015年大会で初めて本大会に出場する。オリンピック本戦出場はない。UEFA女子選手権では2009年にベスト4の座を得た。
引用:Wikipedia
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ワールドカップ初出場
オリンピック出場なし
FIFAランク12位
W杯2015・1次リーグの成績
グループA
6/7 ニュージーランド戦 ◯1−0
6/12 中国戦 ●0−1
6/16 カナダ戦 △1−1
グループA順位表
1位 カナダ 勝点5 1勝0敗2分 得失点差1
2位 中国 勝点4 1勝1敗1分 得失点差0
3位 オランダ勝点4 1勝1敗1分 得失点差0
4位 NZ 勝点2 0勝1敗2分 得失点差−1
結果的に実力の拮抗したグループになりましたね。2位の中国とは同じ勝点4、1勝1敗1分け、得失点差0ですが直接対決で負けているためオランダが3位になりました。逆に中国が破れている1位カナダとは引き分けています。
オランダの印象(佐々木則夫監督のコメント)
「大柄な選手が多く、スピードやテクニックも持ち合わせている。欧米の新鋭として質が高い。前線に個性あるアタッカーをそろえ、モダンなサッカーをする印象だ」
若くて大柄な選手が多い
オランダ女子代表の平均年齢は24.6歳。18歳〜33歳の年齢幅です。
平均身長は170.0センチ。160センチ〜182センチの身長幅です。
オランダ人のイメージ通り背の高い選手が多いんですね。
なでしこの平均身長は164.8センチで、身長幅は155センチから187センチです。ちなみになでしこの最高身長187センチはスイス戦に先発したゴールキーパーの山根恵里奈選手。スイスも大柄な選手が多くオランダと似たスタイルですので、オランダ戦は山根選手が先発メンバーに選ばれるのかも知れませんね。
平均身長では負けていますが平均年齢は27.8歳となでしこが上回っています。
これは優勝したドイツ大会の代表メンバーが多く選ばれているからですね。この経験値の高さは大きなアドバンテージとなるでしょう。
なでしこジャパンとの対戦成績は?
過去2戦してなでしこジャパンが2勝しています。
2004.8 国際親善試合 0−2
2008.3 キプロス杯 1−2
2008年のキプロス杯では就任したばかり(2007.12就任)の佐々木則夫監督が指揮をとっています。
ちなみに得点者は現代表メンバーである大儀見(当時は永里姓)優季選手と宇津木瑠美選手でした。オランダは先制したものの大儀見選手の同点弾、宇津木選手の勝ち越しゴールによって逆転負けしています。また、キプロス杯直前にオランダとなでしこは練習試合を行い、なでしこが3−1で快勝しています。
当時とはだいぶメンバーが替わっているとは言え、オランダ女子代表にとってなでしこジャパンは鬼門の相手と言えるかも知れませんね。
注目選手は?
注目はFWのヴィヴィアン・ミーデマ選手ではないでしょうか。ブンデスリーガ、バイエルン所属の18歳。岩渕真奈選手の同僚です。バイエルンでは17試合に出場し7得点を挙げるなど結果を残している選手です。
今大会はここまで無得点(1アシスト)ながら不動のワントップとして全試合に先発出場しています。
なでしこジャパンにとっては要マークの選手ですが、なでしこ戦にも先発して欲しいですね。何と言ってもかわいいですから(笑)
ヴィヴィアン・ミーデマ(VIVIANNE MIEDEMA)
背番号 9
ポジション FW
年齢 18歳
生年月日 1996.7.15
身長 175cm
所属 バイエルン・ミュンヘン
かわいいと言えばこの選手も
出典:LEGENDS STADIUM
MFのダニーレ・ファン・デ・ドンク選手。オランダ女子代表の背番号10番です。
ダニーレ選手もここまでアシスト、ゴールともにゼロですが1次リーグ3試合すべて先発している主力選手です。点を取ってる要警戒選手に注目しろよって話かも知れませんが、かわいいのでダニーレ選手を紹介してしまいました。
ダニーレ・ファン・デ・ドンク(DANIELLE VAN DE DONK)
背番号 10
ポジション MF
年齢 23歳
生年月日 1991.8.5
身長 160cm
さらにもう1人
出典:LEGENDS STADIUM
MFのアヌーク・フーガディク選手。背番号14番。ここまで出場の機会はありませんでしたがやはり容姿に注目してしまいました(笑)
オランダ女子代表は高身長のうえに本当にかわいい選手、きれいな選手が多いですね。この美女軍団ぶりはイエローカードものですよね。
アヌーク・フーガディク(ANOUK HOOGENDIJK)
背番号 14
ポジション MF
年齢 30歳
生年月日 1985.5.6
身長 170cm
オランダ戦日程
日時(日本時間)
2015年6月24日(水)
11:00キックオフ
試合会場
バンクーバー
BCプレイススタジアム
日本との時差
試合会場となるバンクーバーと現在の日本との時差は16時間。日本のほうが16時間進んでいます。現地の試合開始時間は6月23日(火)19:00になります。
バンクーバーの気候
6月のバンクーバーは朝晩の気温差こそ大きいものの、日中は30℃を超えることがほとんどなく湿度が低いので快適に過ごせる環境のようです。
試合当日の天気予報・バンクーバー6/23(火)
晴れところにより曇り
最高気温22℃ 最低気温14℃
湿度61% 風速3m/s
テレビ放送について
日本時間
2015年6月24日(水)
NHK BS1
10:00〜13:10(生中継)
※試合開始は11:00です
フジテレビ 地上波
10:45〜13:05(生中継)
※試合開始は11:00です
NHK BS1
20:00〜21:50(録画)
ラジオ放送について
NHKーFM(生放送)
10:50〜12:20
主なFM周波数 地域によって周波数が違います
NHKラジオ第一(生放送)
10:55〜11:50
12:20〜13:00
地域によって周波数が違います
今回、残念ながら私は仕事の都合でテレビを観ることもラジオを聴くこともできなそうです。トイレに行くフリをして携帯で速報をチェックしたいと思っています。当日11時から13時までの間はトイレが異様に近くなりそうです。
なでしこジャパンメンバー(23人)
GK
1 福元美穂(岡山湯郷ベル)
18 海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
21 山根恵里奈(ジェフ千葉)
DF
2 近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
3 岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
4 熊谷紗希(リヨン)
5 鮫島彩(INAC神戸レオネッサ)
12 上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟)
19 有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
20 川村優理(ベガルタ仙台)
23 北原佳奈(アルビレックス新潟)
MF
6 阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
7 安藤梢(フランクフルト)
8 宮間あや(岡山湯郷ベル)
9 川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
10 澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
13 宇津木瑠美(モンペリエ)
14 田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
22 永里亜紗乃(ポツダム)
FW
11 大野忍(INAC神戸レオネッサ)
17 大儀見優季(ウォルフスブルク)
15 菅澤優衣香(ジェフ千葉)
16 岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)
オランダ女子代表メンバー(23人)
GK
1 ルース・カーツ
16 サリ・ファン・フェーネンダール
23 アンジェラ・クライスト
DF
2 デザレイ・ファン・ルーテレン
3 ステファニー・ファン・デ・スラフト
4 マンディ・ファン・デン・ベルク
5 ペトラ・ホーホローニン
6 アヌーク・デッカー
8 シェイリダ・スピッツ
10 ダニーレ・ファン・デ・ドンク
12 ダイアン・ビトー
13 ドミニク・ヤンセン
14 アヌーク・フーガディク
15 メレル・ヴァン・ドンゲン
17 テッセル・ミダーフ
18 マラン・ファン・アープ
20 ジル・ロード
FW
7 マノン・メリス
9 ヴィヴィアン・ミーデマ
11 リーカ・マルテンス
19 キルステン・ファン・デ・ベン
21 ヴァニティ・レオエビサ
22 シャニース・ヴァンデンサンデン
まとめ
いよいよ一発勝負の決勝トーナメントが始まりますね。1次リーグでは得点力不足という課題が残りました。
優勝した前回のドイツ大会でも1次リーグ通過時点では課題が山積だったものの、宮間あや選手が中心となってミーティングを繰り返しチームが一丸となって問題点をクリアしていったそうです。
エクアドル戦では私が推している岩渕真奈選手が途中出場しました。
右膝のケガからの復帰となりましたが、大儀見選手とのスピード感のある連携もよく攻撃に動きを生み出してくれたように感じました。
オランダ戦に先発するか分かりませんがスーパーサブ的な存在として期待できるのではないでしょうか。
1次リーグ突破を決めた17日から決勝トーナメント1回戦まで中6日もありますので、なでしこの皆さんにはリーグ戦の疲労を充分に癒し、リラックスした状態で戦って欲しいですね。
次戦こそ快勝して彼女たちの弾けるような笑顔を見せてくれると期待しています。
6月24日(水)11:00〜
なでしこジャパンVSオランダ女子代表見逃せないですね!
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