今話題の新次元アトラクションシアター、４ＤＸが７月２０日（月・祝）、ララガーデン春日部３Ｆのユナイテッドシネマ春日部に導入されました。ついに埼玉にも４ＤＸがやってきましたね。
これまで関東圏の４ＤＸ上映館は、都内のユナイテッドシネマ豊洲やシネマサンシャイン平和島のほか、神奈川に１館、千葉に２館でした。今回の導入で埼玉にお住まいの方も気軽に４ＤＸを体感できるようになりましたね。
私も早速、４ＤＸを実体験してきましたので後半で感想を綴ってみたいと思います。
それでは、ユナイテッドシネマ春日部の座席表やアクセス、駐車場についても調べていきましょう。
出典：http://www.unitedcinemas.jp/kasukabe/about-theater.html
４ＤＸとは？
簡単にいうとUSJのようなテーマパークのアトラクションと３Ｄ映画が合体したようなものですね。
３Ｄメガネをかけて横４列１セットの専用シートで鑑賞します。
シーンに合わせて動く専用シートと１０種類からなる特殊効果で「観るだけ」の映画から「体全体で感じる」映画へと楽しみ方を発展させたものが４ＤＸです。
まさに映画の世界に入り込んだかのような臨場感が体験できそうですね。
鑑賞料金は通常の３D映画にプラス千円となっています。
＜モーション効果＞
① 座席シート ・・・前後・上下左右に動く。背面部分には、衝撃を表現する装置を内蔵。
＜演出効果＞
② 風が吹く ・・・劇場内上部の送風効果により、風が出る。
③ 雨が降る ・・・座席背面から吹き上げられた水が降ってくる。
④ 水が出る ・・・前の席の背面部分から、水や霧が出る。
⑤ 香りが出る ・・・前の席の背面部分から、香りが出る。
⑥ 煙が出る ・・・劇場内スクリーン下部分から、スモーク（煙）が出る。
⑦ シャボン玉が出る ・・・劇場内上部から、泡が出る。
⑧ フラッシュが光る ・・・劇場内上部の照明効果により、光が出る。
⑨ 空気が噴射する ・・・顔や頬、耳をかすめる空気が噴射される。
⑩ 雪が降る ・・・劇場内上部から、雪をイメージしたパウダーが出る。
⑪ 嵐が起こる ・・・劇場内上部、送風口から、水と一緒に風がでる。
なぜ春日部に導入？
現在、埼玉県内のユナイテッドシネマは、浦和をはじめ、春日部、入間、上里、南古谷の計５館あります。
単純に立地条件から考えて、最も集客が見込める浦和に導入されるのが自然のような気がしますが、なぜ春日部に４DXが導入されたのでしょうか？
おそらく浦和にはすでにIMAXが入っているからですかね。IMAXにはアトラクション性こそありませんが、映像や音響のクオリティーが高く、３Dも飛び出すという感覚を超えて本物の世界に入り込んだみたい、という感想が聞かれます。
今後、どちらが普及していくのでしょうか。
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座席表について
スクリーンNo.３
収容人数 １２８人
スクリーンサイズ 11.7×4.9m
音響設備 5.1ch
出典：http://www.unitedcinemas.jp/kasukabe/seat/03.html
ユナイテッドシネマ春日部のなかでは比較的小さめのスクリーンになります。
このくらいの座席数がちょうどいいのかも知れませんね。
ちなみに今回私が座ったのはＥ列の１６番です。オンラインで予約しました。
Ｅ列の５〜１２あたりを狙っていたのですが、すでにまばらに先約がありましたので出入りのしやすい角にしておきました。
ちなみにレイトショーにひとりで行きました。
アクセスについて
ユナイテッドシネマ春日部
住所：埼玉県春日部市南１−１−１ララガーデン春日部３Ｆ
TEL：0570-783-458（24時間自動音声案内）
電車で行く場合：東武アーバンパークライン、東武スカイツリーライン春日部駅から徒歩４分
車で行く場合：国道４号線 緑町４丁目交差点からユリノキ通り経由 春日部駅方向 約⒈５km
国道１６号線 増富（北）交差点からユリノキ通り経由 市立病院約 2.3km
出典：http://www.unitedcinemas.jp/kasukabe/about-theater.html
駐車場について
埼玉県春日部市南１−１−１ ララガーデン春日部
駐車台数 ６００台
駐輪台数 １０５０台
駐車場サービス 最初の２時間無料＋映画鑑賞で４時間無料＋ショッピングで２時間無料＋ララガーデン春日部カードで１時間無料→合計最大９時間無料！！
４ＤＸを体感した感想
アベンジャーズにした理由
今回、４DXを体感した映画は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
選んだ理由は、アイアンマンが繰り広げる空中戦をはじめ、アベンジャーズたちの個性あふれる戦闘シーンと４ＤＸの相性がよさそうと考えたからです。
もう１作、４ＤＸで上映されているのは「ターミネーター：新起動/ジェネシス」でした。どちらも話題のアクション映画なので悩みましたが、今回はより多彩な演出が期待できそうなアベンジャーズで。
座席について
まず、座席についてですが、思っていたよりも前の席との間隔が広いです。身長170cmの私が座ったまま足を伸ばしてやっと着くくらい。足が短いというツッコミには非対応です（笑）横も両肘がつける広さがあるので、前後左右に揺れても他の席の人に干渉する心配はなさそうです。
それと、導入したばかりのせいか座席シートは新車のような独特な匂いが漂ってました。映画が始まると気にならなくなるレベルです。
１０種類のエフェクト
戦闘シーンでキャラクターが攻撃を受けると、あるいは攻撃すると座席の背面部の装置が動き、背中を叩くことによって衝撃を表現するのですが、それがマッサージチェアみたいでちょっと拍子抜けしました。えっ、なんでリラックスさせてくれるのという感じです。
また、銃弾が飛び交うシーンではちょうど耳のうしろに空気が吹きかけられます。銃弾が体スレスレで風を切って飛んでくのが体感できます。これは不意にきたりして割と楽しめる演出でした。
水関係の演出は意外に水量が多く、顔にかかった水滴を拭おうか迷うくらい。手元のスイッチでいつでもオンオフが可能です。
それから、笑ってしまったのが煙の演出。スクリーンの両端から煙がボワーンと真上にあがるのですが、それが画面をなるべく遮らないように配慮された何とも物足りない感じなんです。まあ、はっきり言ってしまえばショボいです。すいません。
個人的にはもっとスクリーンを覆うほどの煙幕にして欲しかったですね。そのほうが臨場感がでると思います。立ち込めた煙はエアを噴射して消せばいいんじゃないかとか素人考えで思ってしまいました。
今回、シャボン玉や雪の演出はなかったと思います。ストーリー的にも必要ないと思われます。フラッシュと嵐についてもなかったような気がしますが、これについては私が気付かなかったのかも知れません。
香りの演出は意外なところでありました。終盤、朝のキッチンのシーンがあるのですが、そこで柑橘系の爽やかな香りがかすかに漂ってきました。これは近くに香水や整髪料の強い人がいると気付きにくいかも。
やっぱり吹替に違和感が
４ＤＸの演出には直接関係のないことですが、個人的にはどうしても吹替に違和感を感じてしまいました。賛否両論あるとは思いますが、S.H.I.L.D.の長官、ニック・フューリーと吹替をされた竹中直人さんの声がどうしても自分の中で合致しないんです。
ニック・フューリー役のサミュエル・Ｌ・ジャクソンの高めの声と、竹中直人の太い低音の声。しかも、サミュエル・Ｌ・ジャクソンのスキンヘッドから竹中直人の顔を思い起こしてしまうので余計に違和感が（笑）でも、サミュエル・Ｌ・ジャクソンの声を知らない人は問題ないと思います。
ホークアイの宮迫博之さんは最後までまったく誰が吹替しているのか分からないほどマッチしていました。ロマノフは米倉涼子さんでした。ネット上では批判的な意見もあるようです。個人的には、スカーレット・ヨハンソンと声質が似ているのでそれほど違和感は感じませんでした。
４ＤＸは座席が揺れるからか字幕上映はないようです。それならば、吹替についてはしっかりキャスティングして欲しいところです。まあ、映画の宣伝、話題作りなど、いわゆる大人の事情もあるのでしょうね。
感想まとめ
ちょっと４ＤＸの感想からずれてしまいましたが、４ＤＸにまた行きたいかと問われたら、正直少し迷ってしまいますね。４ＤＸの演出と映画のキャラクターの動きがいまいちマッチしていなかったように感じました。
それと、今回はどんな演出があるのかと意識し過ぎて素直に楽しめなかったところがあります。
やはり、こういうアトラクション系はひとりぼっちではなく、友人や恋人と一緒に行って理屈抜きで楽しむものですよね。
今後も４ＤＸは進撃の巨人やスターウォーズなど話題作が目白押しです。
次回は私もアベンジャーズのような仲間を見つけて観に行きたいものです（笑）
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