明日の決勝戦は、仙台育英vs東海大相模に決まりましたね!
準決勝の結果と決勝戦の日程について追記しました。(8/19)
第97回全国高校野球選手権大会、2015年夏の甲子園も第12日を終え、ついにベスト4が出揃いました!
泣いても笑ってもあと3試合を残すのみ。深紅の大優勝旗を掲げるのはどの高校なのでしょうか。
応援しているこちらの胸もますます高まりますね。
それでは、第13日準決勝、第14日決勝の日程や組合わせ、試合開始時間などについて確認していきましょう。
また、個人的に注目している選手について調べてみましたので、そちらもご覧頂けたらうれしいです。
準々決勝の結果
第12日・8月17日(月)
①早実(西東京)8-1 九州国際大付(福岡)
②花咲徳栄(埼玉)3ー4× 東海大相模(神奈川)
③秋田商(秋田)3-6 仙台育英(宮城)
④興南(沖縄)4-5 関東第一(東東京)
①早実vs九国大付
まさかここまでワンサイドになるとは想像していませんでした。九国の野木投手も富山投手も相当疲れが蓄積していたのでしょうね。
一方、早実の松本投手は2回戦の広島新庄戦で4失点したものの、その他の3試合は安定したピッチングを披露しています。
②花咲徳栄vs東海大相模
私の地元埼玉が惜しくもサヨナラ負け。残念です。。
東海大相模の吉田、小笠原両投手はドラフト候補と目されている大会屈指の好投手。2人から10安打するも一歩及びませんでした。
③秋田商vs仙台育英
東北勢同士の対決。仙台育英は花巻東戦に続き今大会2試合目の東北勢との対戦に勝利。26年ぶりにベスト4進出を決めました。
それにしても、秋田商は頑張ったと思います。ベスト8唯一の公立校ながら、最終回に2点を取り返すなど最後まであきらめない良い試合をしてくれました。
決して成田投手ひとりのチームではなく、一丸となってしぶとくつなぐチーム力を発揮しました。
④興南vs関東第一
オコエ瑠偉選手が9回に決勝2ランを放ち、関東第一初の4強進出を決めました。
中京大中京戦のスーパープレーといい大事な場面で活躍するスター性のある選手ですね。
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準決勝の日程・組合わせ
※18日(火)は休養日となっています。
第13日・8月19日(水)
第1試合11:00~
仙台育英(宮城)ー早稲田実(西東京)
両校のここまでの戦績
仙台育英
8/9(日) 明豊(大分)12−1
8/14(金) 滝川二(兵庫)7−1
8/16(日) 花巻東(岩手)4−3
8/17(月) 秋田商(秋田)6−3
早稲田実業
8/8(土) 今治西(愛媛)6−0
8/13(木) 広島新庄(広島)7−6
8/15(土) 東海大甲府(山梨)8−4
8/17(月) 九州国際大付(福岡)8−1
第2試合13:30~
東海大相模(神奈川)ー関東第一(東東京)
両校のここまでの戦績
東海大相模
8/12(水) 聖光学院(福島)6−1
8/15(土) 遊学館(石川)11−2
8/17(月) 花咲徳栄(埼玉)4−3
関東第一
8/11(火) 高岡商(富山)12−10
8/16(日) 中京大中京(愛知)1−0
8/17(月) 興南(沖縄)5−4
ここまで来ると2試合とも注目の好カードとしか言いようがありません。
仙台育英のエース佐藤世那投手が、早実の清宮、加藤、富田という強打者をどう封じるのか。
小笠原、吉田の二枚看板と強力打線の東海大相模。オコエ瑠偉はじめ抜群の起動力と勝負強い打撃力の関東第一。
どのチームが決勝に駒を進めるのか予想が難しいです。
決勝戦の日程
第14日・8月20日(木)
13:00〜
仙台育英(宮城)ー東海大相模(神奈川)
仙台育英(宮城)ー早稲田実(西東京)の勝利校
7−0で仙台育英が勝利!
VS
東海大相模(神奈川)ー関東第一(東東京)の勝利校
10−3で東海大相模が勝利!
準決勝の注目選手は?
出典:サンスポ
準決勝に残っているチームの中で私が注目する選手は、早稲田実業の清宮幸太郎選手です。
東京都出身。ラグビー界の名将、ヤマハ発動機の清宮克幸監督の長男。
早稲田実業高校1年。右投げ左打ち。ポジションは一塁手です。
1999年5月25日生まれ
身長184センチ、体重97キロ。
足のサイズ31センチ。
家族 父、母、弟
甲子園ではここまで16打数8安打8打点。2本塁打。打率5割。
1年生の甲子園2本塁打は1983年のPL学園桑田真澄氏以来の快挙だそうです。
ビッグマウスと聞いていましたが、インタビューの受け応えから高校生らしい初々しさと礼儀正しさが感じられ、私は好印象を持ちました。
九州国際大付戦のホームランボールを東京から来た学生が拾ったと聞かされ、「わざわざ東京から来ていただいて。遠いのに、うれしいです。」と返答。私が高一の時にはそんな感謝の言葉はでないどころか知りませんでしたよ(笑)
ビッグマウスも自分を大きく見せるためではなく、自らを追い込んで奮い立たせるためなのかも知れませんね。
参照:http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1516265.html
関東第一・オコエ瑠偉選手にも注目
出典:東京スポーツ
私が注目しているもう一人の選手は関東第一のオコエ瑠偉選手。
1997年7月21日、東京・東村山生まれ。
身長183センチ。体重86キロ。右投げ右打ち。
ナイジェリア人の父を持ち、高い身体能力から長打も放てば、50メートル5秒96の俊足でかき回すこともできます。
中京大中京戦での2死満塁のピンチを救ったスーパー背走キャッチもその高い身体能力と日々の練習の賜物なのでしょうね。
準々決勝の興南戦では9回に決勝アーチを放ち、チームを勝利に導いています。ここぞという時に打つ勝負強い選手ですね。
甲子園ではここまで13打数5安打6打点。1本塁打。打率3割8分5厘。
オコエ瑠偉選手はプロ志望のようです。ドラフト指名は間違いないでしょう。
参照:http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1524417.html
まとめ
準々決勝が終わってみれば、4強の顔ぶれは東京2校、神奈川、宮城とすべて東の学校となりました。
そして、全校私立ながらほぼ地元出身の選手で構成されていますので、私の中で「西高東低」のイメージは完全に崩れました。
まあ、東海大相模には兵庫県出身の吉田投手ら、主力に2〜3人ほど関西方面出身者がいますが。
仙台育英は私立名門校ですが、他県からスカウトはしないとのこと。他県出身者がいてもその子は自らの希望で育英に進学したわけです。
実際、主力選手はほとんど宮城県出身。東北人の力でぜひ東北に初優勝をもたらして欲しいものです。
深紅の大優勝旗を手にするのはどの高校なのでしょうか。高校野球100周年にふさわしく最後の最後まで全力を尽くして戦い、勝っても負けても堂々と胸を張って母校に報告して欲しいと思います。
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