なでしこジャパンベスト４進出おめでとうございます！！
アジアのライバル、マチルダスことオーストラリア女子代表との準決勝進出をかけた一戦。灼熱の炎天下の中、序盤からなでしこが攻め続けました。得意のポゼッションサッカーでオーストラリア女子代表を走らせます。後半に入ると攻撃の要、FWリサ・デヴァンナ選手は明らかに疲労困ぱいの様子でしたね。
後半４２分、宮間あや選手からのコーナーキックをゴール前へとつなぎ、混戦のなか岩渕真奈選手が右足で押し込んで決勝ゴールに！
１−０の勝利で見事２大会連続のベスト４進出を果たしました。
岩渕選手もよくやってくれましたが、体勢を崩しながらもスペースにボールを押し出した岩清水梓選手のアシストも特筆すべきものではないでしょうか。
決勝トーナメント、準決勝の相手はイングランド女子代表。
決勝トーナメント１回戦では古豪ノルウェーに２−１、準々決勝でも開催国カナダに２−１と勝利をあげワールドカップ自国初の４強へと駒を進めたチームです。
イングランド戦の試合日程やテレビ放送などの日本時間をチェックしてなでしこジャパンを応援しましょう！
イングランド女子代表とは？
出典：Wikipedia
サッカーイングランド女子代表（―じょしだいひょう）は、フットボール・アソシエーションによる女子サッカーのナショナルチームである。
「サッカーの母国」といわれるイングランドの代表チームのひとつであるが、協会による永年の女子サッカーに対する規制も影響してか、男子代表の成績と比べると劣る印象を受ける。
しかし近年は力をつけてきている。
ワールドカップの成績
引用：Wikipedia
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ワールドカップ出場 ４回目（３大会連続）
最高成績 ベスト８
オリンピック出場なし
FIFAランク ６位
１次リーグ成績・グループＦ
6/10 フランス戦 ● ０−１
6/14 メキシコ戦 ◯２−１
6/18 コロンビア戦 ◯２−１
グループＦ・順位表
１位 フランス 勝点６ ２勝１敗０分 得失差４
２位 イングランド勝点６ ２勝１敗０分 得失差１
３位 コロンビア 勝点４ １勝１敗０分 得失差１
４位 メキシコ 勝点１ ０勝２敗１分 得失差−６
決勝トーナメント・１回戦
6/23 ノルウェー戦 ◯２−１
決勝トーナメント・準々決勝
6/28 カナダ戦 ◯２−１
イングランド女子代表はここまで順当に勝ち進んできた印象ですね。
１次リーグでFIFAランク３位のフランスにこそ負けましたが、他の試合ではすべて２得点を挙げて勝利しています。逆にフランス戦も含めてすべての試合で１失点しているんですね。
２点先制した後に失点するパターンが多いようです。怒涛の攻撃のあとはディフェンスの集中力を欠いてしまうのでしょうか。
ちなみにイングランドが挙げた８得点の内訳ですが、FWカレン・カーニー選手とDFルーシー・ブロンズ選手がそれぞれ２得点のほか、４人の選手が１点ずつ決めています。絶対的なストライカーがいないと言う点では、７点の得点者がすべて違うなでしこと少し似ているかも知れませんね。
なでしこジャパンとの対戦成績は？
過去４戦して０勝２敗２分けとなでしこジャパンが負け越しています。
1981.9 ●０−４
2007.9.11 W杯GL △２−２
2011.7.5 W杯GL ●０−２
2013.6.26 親善試合 △１−１
初対戦は今から３４年も前のことだったんですね。詳細は不明ですが、Wikipediaによると神戸のポートピア８１関連事業として両代表チームの試合が組まれたそうです。現在のなでしこメンバーは澤穂希選手以外生まれてもいない時代のことです。ちょっとこれは参考になりませんね（笑）
2007年の中国W杯の対戦では宮間あや選手が２ゴール、2013年の親善試合では川澄奈穂美選手が１ゴールを決め引き分けに持ち込んでいます。
前回大会では悔しい思いを味わっていますから、今回は必ずリベンジを果たしたいところですね。
経験豊富なうえ、大柄な選手が多い
イングランド女子代表の平均年齢は２７．３歳。年齢幅は２１歳〜３３歳です。
対してなでしこジャパンの平均年齢は２７．８歳。年齢幅は２２歳〜３６歳です。平均年齢はほぼ同じなんですね。
両チームとも前回大会のメンバーも選出されているので経験値的には互角と言えるかも知れません。ただ、イングランドはベスト８が最高成績ですが、なでしこには優勝トロフィーを掲げた経験があります。
イングランドの平均身長は１６９．０センチです。身長幅は１５７センチ〜１８２センチ。なでしこの平均身長は１６４．８センチ。最低身長は岩渕真奈選手で１５５センチ、最高身長はスイス戦に先発したGKの山根恵里奈選手で１８７センチです。
イングランド最低身長のフランチェスカ・カービー選手は全試合に出ている主力選手ですが、全体的に大柄でフィジカルが強くファウルも厭わず止めにくるようです。イングランドは国別ファウル数が５３回で５位です。
ちなみに１位は６３回のアメリカ。ドイツは５６回で４位です。なでしこは１０位以内に入っていません。いかにフェアプレイを心がけているかが証明されるデータですね。
参照：https://www.legendsstadium.com/
注目選手は？
出典：LEGENDS STADIUM
MFのファラ・ウィリアムズ選手です。背番号は４番。 今大会ここまで全試合に出場し、１ゴール、２アシストを記録しています。イングランドの全８得点中、３点に絡む要警戒選手のひとりです。
ファラ・ウィリアムズ（FARA WILLIAMS）
背番号 ４
ポジション MF
出身 イギリス・ロンドン
年齢 ３１歳
生年月日 １９８４．１．２５
身長・体重 １６４cm・６１kg
所属 リヴァプールLFC
イングランド戦日程
日時（日本時間）
２０１５年７月２日（木）
８：００キックオフ
試合会場
エドモントン
コモンウェルススタジアム
日本との時差
試合会場となるカナダ・エドモントンと現在の日本との時差は１５時間です。日本のほうが１５時間進んでいます。現地の試合開始時間は７月１日（水）１７：００になります。
エドモントンの気候
夏が短く冬は長くて寒い亜寒帯湿潤気候。試合が行われる７月は日中真夏日になることもある一方、朝晩はかなり気温が下がるようです。
なでしこには疲れた体を冷やさないよう気をつけて充分休んで欲しいものです。オーストラリア戦の動きを見る限り、心配するまでもなく体調管理はバッチリのようですね。
試合当日の天気予報
エドモントン
7/1（水）晴れ一時雨
最高気温２６℃ 最低気温９℃
湿度６４% 風速３m/s
テレビ放送について
日本時間
２０１５年７月２日（木）
ＮＨＫ ＢＳ１
７：００〜１０：１０（生中継）
※試合開始は８：００です
フジテレビ 地上波
７：４５〜１０：００（生中継）
※試合開始は８：００です
ＮＨＫ ＢＳ１
７月２日（木）
２０：００〜２１：５０（録画）
ラジオ放送について
２０１５年７月２日（木）
ＮＨＫ ラジオ第一
７：４０〜１０：００（生放送）
地域によって周波数が違います
私の場合、試合が行われている時間帯は仕事の都合でテレビを観ることもラジオを聴くこともできなそうです。トイレに行くフリをして携帯で速報をチェックしつつ心の中で応援し続けます。決勝進出を賭けた試合です。仕事が手につかないのはしょうがないと開き直りましょう（笑）
なでしこジャパンメンバー（２３人）
※赤字は前戦（オーストラリア戦）先発メンバー
GK
1 福元美穂（岡山湯郷ベル）
18 海堀あゆみ（INAC神戸レオネッサ）
21 山根恵里奈（ジェフ千葉）
DF
2 近賀ゆかり（INAC神戸レオネッサ）
3 岩清水梓（日テレ・ベレーザ）
4 熊谷紗希（リヨン）
5 鮫島彩（INAC神戸レオネッサ）
12 上尾野辺めぐみ（アルビレックス新潟）
19 有吉佐織（日テレ・ベレーザ）
20 川村優理（ベガルタ仙台）
23 北原佳奈（アルビレックス新潟）
MF
6 阪口夢穂（日テレ・ベレーザ）
7 安藤梢（フランクフルト）
8 宮間あや（岡山湯郷ベル）
9 川澄奈穂美（INAC神戸レオネッサ）
10 澤穂希（INAC神戸レオネッサ）
13 宇津木瑠美（モンペリエ）
14 田中明日菜（INAC神戸レオネッサ）
22 永里亜紗乃（ポツダム）
FW
11 大野忍（INAC神戸レオネッサ）
15 菅澤優衣香（ジェフ千葉）
16 岩渕真奈（バイエルン・ミュンヘン）
17 大儀見優季（ウォルフスブルク）
イングランド女子代表メンバー（２３人）
※赤字は前戦（カナダ戦）先発メンバー
GK
1 カレン・バーズリー
13 シボーン・チェンバレン
21 カーリー・テルフォード
DF
2 アレックス・スコット
3 クレア・ファラティ
5 ステファニー・ホートン
6 ラウラ・バセット
12 ルーシー・ブロンズ
14 アレックス・グリーンウッド
15 ケーシー・ストーニー
MF
4 ファラ・ウィリアムズ
7 ジョーダン・ノブス
8 ジル・スコット
11 ジェイド・ムーア
16 ケイティ・チャップマン
17 ジョー・ポッター
FW
9 エニオラ・アルコ
10 カレン・カーニー
18 トニ・ダガン
19 ジョディ・テイラー
20 リアン・サンダーソン
22 フランチェスカ・カービー
23 エレン・ホワイト
まとめ
前戦オランダ戦と同じ布陣で臨んだ準々決勝。私が推している岩渕真奈選手がついにやってくれました。この試合も後半途中からピッチに入ると、持ち前のドリブルで果敢に仕掛けオーストラリアの守備陣を翻弄します。岩渕選手がボールを持つと何かやってくれそうな期待感が生まれますね。
そして、冒頭でも書いたように後半４２分、ゴール前のこぼれ球を思い切って蹴りこみ、待望のゴールをゲットしてくれました。ワールドカップ初ゴール、おめでとうございます！
私が推してる理由が、ただ若くてかわいいからではないということを証明してくれましたね（笑）
また、印象的だったのはアシストをした岩清水梓選手。ゴール前で相手ディフェンダーと競り合い、倒れながらも岩渕選手の前へとボールを押し出しました。
思えば、岩清水選手は前回ドイツ大会決勝、アメリカ戦延長ロスタイムでのこと。ゴール前に走り込んだ相手選手に捨て身のスライディングタックルを敢行し、自身にとって人生初めてとなるレッドカード退場となってしまいました。しかし、その献身的なプレーがなでしこに勇気を与えてくれました。
岩清水選手や安藤選手のような退場やケガをも厭わない献身的なプレーの上に、ひとつのゴールが生まれることを思うと感動もひとしおです。
次戦イングランド戦、フィジカルが強く過去の戦績も分のいい相手ではありません。
それでもなでしこジャパンらしいサッカーを全員でやりきって、勝利をその手に掴んで欲しいですね。
決勝トーナメント準決勝
２０１５年７月２日（木）８：００〜
なでしこジャパンＶＳイングランド女子代表見逃せないですね！
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